山名: 甲斐駒ヶ岳 (かいこまがたけ)
高さ: 2,967m
場所: 南アルプス(長野・山梨)
日にち: 平成15年10月18日〜19日(テント泊)
コース: 黒戸尾根ルート(ピストン)
メンバー: 5人




ルートマップ

山頂からの鳳凰山と富士山

甲斐駒ヶ岳を表登山道であり、クラシックルートでもある黒戸尾根から登りたいと、だいぶ前から漠然と思っていたのですが、一週間前、リーダーのお誘いで急きょ訪れた。ただ、この「日本三大急登」と言われる道を、果たして自分が登れるのだろうか…。パーティに迷惑かけたらどうしよう…などなど、出発日まで、悶々とした思いで過ごすも、カウントダウンは着々と進み、ついに当日が訪れた。



一日目
尾白キャンプ場、竹宇駒ヶ岳神社・登山口(110分)横手・白須分岐(70分)刀利天狗(30分)五合目小屋(45分)七丈小屋<テント場>
・歩行時間 = 4時間15分 ・休憩含めた時間 = 5時間15分


登山口である尾白川渓谷は景勝地であり、駐車場完備、自販機もあった。夜0時に到着して、すぐにテントを張り、ビールを軽く飲んで就寝。6時に起床しておにぎりとパンをかじり、7時、いよいよ出発。

まもなく駒ヶ岳神社に到着して、無事故を祈り、森の中へ入っていく。2時間ほどで横手からの分岐に到着。ここからしばらくは熊笹地帯の、いわゆる「八丁登り」なのですが、夢中になって登っているからか、キツいと感じる余裕すらなかったです…(^^;) 刃渡りと呼ばれるヤセ尾根も怖いとは思わなかったのですが、滑落事故も起きてるので、慎重に通過。順調なペースで午前11時、5合目小屋に到着。



五合目小屋

小屋付近からの甲斐駒方面

ここから本日の目的地七丈小屋まではガイドブックで1時間。本日の行程の目処はついたかなと思ったのですが、じつは、ここからがハシゴや鎖場の続く、いちばんの正念場でした。キツい登りが続き、小屋の人工物を見たときは心底安心しました。

早速、テントを設営して、本日の無事を祝いビールで乾杯。途中、酒が切れて小屋へ買い出しに行ったのですが、宿泊者は10〜15名程。ここの小屋は、刺身やフライなど食事が豪華なのと、サブザックを無料で貸してくれたりと良心的。隠れた人気があるのかなと思った。(テント場代も一人300円だったし、トンボできれいに整地されていました)。暖かい飲み物(焼酎の湯割り)と鍋で暖を取りながら20時就寝...zzZZ...




二日目
七丈小屋<テント場>(80分)山頂(55分)七丈小屋(35分)五合目小屋(30分)刀利天狗(40分)横手・白須分岐(60分)登山口
・歩行時間 = 5時間 ・休憩含めた時間 = 7時間15分






翌朝、目覚めると雲一つない快晴。朝、6時15分、いよいよ山頂へのアタック開始。高度を上げるごとに、視界がぐんぐん開け、花崗岩に白く輝く山頂が近づいてくると、否がおうにもボルテージは上がる。もうすぐ山頂だ。






山頂の様子

仙丈をバックに記念撮影

仙丈ヶ岳。後ろにうっすらと恵那山

摩利支天、早川尾根、鳳凰、富士山

北岳

八ヶ岳。裾野がきれいでした。

7時35分、万感の思いで山頂に到着。360度のパノラマは、言葉が出てこないほどの絶景だった。50分ほど景色を楽しみ、記念撮影したのち、下山開始。だが、ひざに不安があり、いつも下山に時間をかけてる自分は、パーティについていけるか、まだまだ気を抜けない。

やはり下山のスピードはめちゃめちゃ速かったです。
でも、なんとか遅れることなくついていき、13時30分、無事下山。

帰りの車の中、振り返ると、
甲斐駒の雄姿が見えた。あそこまで行ってきたんだ。
この達成感があるから山登りはやめられない…




 小淵沢ICすぐ近くにあるスパティオ小淵沢「延命の湯」へ。

2004年7月25日・甲斐駒ヶ岳(北沢峠ルート)
2005年4月23〜24日・甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根・残雪期)
2006年1月7日〜8日・甲斐駒ヶ岳(戸台〜北沢峠)レポ