山名: 八経ヶ岳(大峰山) (はっきょうがたけ)
高さ: 1,915m
場所: 近畿(奈良県)
日にち: 平成15年9月14日〜15日(テント泊)
コース: 行者還トンネル西口(ピストン)
メンバー: 単独




ルートマップ

日本百名山である「大峰山」は、宗教的にはいまなお女人禁制の山上ヶ岳を指しますが、最高峰は八経ヶ岳(写真左)。この修験の山塊へ、行者還トンネル西口から登ってきました。この日は台風一過の好天で、近畿から沢山のハイカーが訪れていました。



一日目
行者還トンネル西口(80分)弁天の森(30分)
聖宝ノ宿跡(50分)弥山小屋<テント場>
・歩行時間 = 2時間40分 ・休憩含めた時間 = 3時間20分



行者還トンネル

登山口

行者還トンネル西口の登山口に到着したのが11時。駐車場は満車で車を止めるスペースはまったくない。仕方なくトンネルを引き返し、東口に車を置いて、真っ暗なトンネルをヘッドランプと出口の明かりを頼りに15分ほど歩く。これが良いウォーミングアップになったのか、奥駆道への急登を、快調なペースで登ることができ、難なく尾根に取りつけた。ここからは東に大台ケ原を望みながらの緩やかなアップダウンで、とても歩きやすい。しばらく歩いた「弁天の森」付近で弥山と八経ヶ岳がど〜んと姿を現す。これが…これが見たかったのだ!頭の中をビデオ「日本百名山」のBGMが駆け巡った。

ちょうど二時間で、聖宝ノ宿跡に到着。ここからが弥山への最後の急登。以前は”行者泣かせ”の聖宝八丁と言われたが、現在は九十九折に登る道ができて、そんなに苦しいとは思わなかった。ただ、やはり人気の道なのか崩壊が激しく、途中から、歩幅が合ってるようで合ってない”登山者泣かせ”!?の木道が弥山小屋まで続きました。





トリカブト

台高方面

弥山小屋でテント泊の受付を済ませたのが14時30分。幕営地に着いて、さっそくザックから缶ビールを取り出し、大台ケ原に向かって乾杯。簡易クーラーのおかげで適度に冷えていておいしい。この瞬間たまりません(>_<) 。テントを設営して、シチューを煮込んでいると、どこかで見たことあるグループが通り過ぎる。目と目が合った瞬間、お互いに「わ〜」。なんと、先週の恵那山でお会いしたパーティの方々でした。みなさん三重県在住で、おもに鈴鹿の山を中心に活動しているが、たまに遠くへ遠征するとのこと。しばらく談笑、一度しか会ってないとはいえ、静かな山の中で知っている方と出会うと思わず嬉しくなる。


今夜のおかずビーフシチュー

弥山小屋の夕暮れ

晩御飯のビーフシチューですが、しっかり炒めてじっくり煮込みました。材料はハウス「こくまろシチュー」半分・オリーブオイル・シチュー用の牛肉200g・たまねぎ中一個・じゃがいも中一個・にんじん半一個(パッケージの作り方通り、なんのひねりもありません(笑))。レストランならナイフとフォークで食べるのでしょうが、ここは山の中。アルファー米をぶっかけてもりもり食べました。


テント場にて

夕暮れの八経ヶ岳

午後20時、月夜だが空を見上げると満天の星空。
明日はきっと日の出が見れるだろう。もう寝よう。
焼酎をチビチビと飲みながら、21時就寝。ZZzzZZzz...




二日目
弥山小屋(25分)八経ヶ岳・山頂(20分)弥山小屋(45分)
聖宝ノ宿跡(35分)弁天の森(70分)トンネル西口
・歩行時間 = 3時間15分 ・休憩含めた時間 = 3時間50分



夜明け前。シャッターチャンスを待つ人。


大台ケ原から登る日の出

八経ヶ岳山頂

目が覚めてテントから出ると朝焼けが始まっていた。山頂まで行こうと思ったが、ここ弥山小屋の幕営地は、東に台高方面の視界が開けてて、そのまま日の出が拝める。ぼちぼちと小屋泊まりの人たちが集まっていたので、自分もここで待つことにする。が…、日の出のここしかないってところで、痛恨の電池切れ…(T-T)。予備の電池を忘れてきたので、無駄な抵抗なのかもだがひたすらさすって暖める。なんとか撮れたのが上の写真。夕日みたいというツッコミはなしでお願いします(笑)

今回の日の出は、このように電池切れというハプニングもあり、バタバタとパニくってしまった。ホームページを作った影響か、写真写真へと走ってしまい、荘厳な風景をありのままに感じるゆとりがなくなってる気がする。でも、写真に収めれたら、その風景は半一生、視覚として残るわけだ。この矛盾としばらく戦わねばなるまい。



山上ヶ岳・大普賢岳・行者還岳方面。