山名: 唐松岳 (からまつだけ)
高さ: 2,696m
場所: 北アルプス
日にち: 平成16年4月17日〜18日(テント泊)
コース: 八方尾根〜唐松岳山頂(ピストン)
メンバー: 8人





白馬三山

幕営地
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朝8時30分、八方尾根スキー場ゴンドラ「アダム」は、雪を名残り楽しむゲレンデスキーヤーやボーダー、山スキーヤー、ヘルメットを持った重装備の登山者、あるいは余暇を楽しむ年配のカメラマンなど、様々な人を乗せて発車する。みんな、これから始まる山旅に笑顔が絶えない。

しかし、うちら8人パーティはどうかというと、メンバーの一人が、ザックの中の缶ビールをパンクさせてしまい、ビールの匂いが辺りを充満。笑えない事態に…(^^;) 羽毛シュラフを濡らしてしまい、ほんとどうなることかと思ったのですが、予備のシュラフを持ってた人のを借りて一件落着。でも、ザックからビールの香ばしい匂いがこぼれてくる、、、

ゴンドラ・リフトを乗り継いで、9時30分、登山開始。当初の幕営予定地だった八方池はあまり幕営に適してなくて、また、簡単にたどりついため、まだまだ歩き足りないということで、丸山付近を目指す。

上ノ樺付近で、手ごろな幕営地が見つかったので、テントの設営を始める。ブロックを積んだり整地をしたり、1時間くらいで終えて、雪訓の始まり。アイゼン歩行、滑落停止訓練を受ける。

15時ころ、すべての予定を終える。ダンロップ8人用テントは、背が高いうえにて広くて快適、足も存分に伸ばせた。また、食事は手巻き寿司で、お酒も進み楽しい時間となった。…が、眠り始めるとまもなく、ものすごい轟音とともにテントが顔に貼り付いてきて、何度も目が覚める。でも、ここ唐松岳の冬合宿で、ものすごい夜を経験したリーダーたちは、そのときの状況に比べたら、こんなのは「そよ風」とのこと…(^^;) さすが八方尾根、風は半端ではなかったです。





鹿島槍・五竜岳 (クリックで拡大)



朝3時30分、アラームの音で目が覚めると、
星がきれいだという声が、、、
慌てて外を見ると満天の星と、下界の夜景が…。

はやる気持ちを抑えながら、食事を済ませ、山頂へ向けて出発。白馬岳、五竜、鹿島槍の朝焼けが始まっていた。朝一番で思うように足は進まないも、ゆっくりとしたペースで、朝の締まった雪道をアイゼン効かせながら歩く。途中、4張ほどテントを見かけた。黙々と歩いて、今回、記録をとってないのですが、たぶん7時〜7時30分くらい、誰もいない山頂へ到着。



五竜方面

唐松岳

唐松岳山頂からの剱岳

不帰ノ瞼方面



剱・立山方面が霞んでたものの、山頂からの風景は最高でした。まもなく、唐松頂上小屋で幕営していたという男女2人のパーティが登頂。やはり、このような場所で人間と合うと、自然に言葉は交わされるもので、「昨日はすごい風でしたよね〜」などと言いながら、お互い写真を取り合う。至福のひとときである。

下山時は、真っ白な迷彩羽毛をした雷鳥のツガイを発見!
写真は撮れなかったのですが、こんな人知れぬ場所でひっそりと愛を育んでるんだなと、自然の偉大さを感じずにはいられなかった。

テントを撤収して、ビーコンの実演を受け、下山開始。
八方池山荘からは、スキー場のわきを歩きながら下山する。
さっそうと滑るスキーヤーがうらやましかったので、
自分も尻制動でささやかに対抗してみる。



不帰ノ瞼方面

五竜岳
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